ボトックス注射を利用する人が増えているようです。もちろん用途は多様です。アンチエイジング対策にも効果を発揮します。とはいえ良いことばかりではありません。実際の使用に際しては注意点もありますよ。
持続性がありません
ボトックス注射のメリットでもありデメリットでもあるのは、即効性がある一方で持続性がない点です。早ければ3カ月、遅くても半年程度で効果が薄れてしまいます。
とはいえボトックス注射の効果を実感すれば、病み付きになってしまうようです。そのため定期的に打つことになります。ある意味では依存体質に陥ります。
望ましい方法は、ボトックス注射で一時的に症状を抑えておき、その間に別の根本的対策を講じることでしょう。
トータルでは高くなるかも
本格的な整形手術に比べれば、値段は桁違いに安いでしょう。しかし年間に何回打つでしょうか。そしてそれをずっと続けるのでしょうか。そうするとトータルでは相当な金額になるかもしれません。
だからといって安いクリニックを探していると、トラブルが起きる心配もあります。昨今は韓国製などの未承認で安価な製剤を扱う施設も多いようです。実施に際しては、信頼できるドクターを選びましょう。
効きすぎに注意しましょう
医薬品として承認されてはいますが、そもそもは毒素です。体質によっては効きすぎるケースもあります。つまり筋肉が動かなくなり、引きつったような症状が現れます。さらに効果が強すぎると、神経が麻痺してしまい、長期間戻らなくなる可能性もあります。
稀ではありますが、アレルギー症状が出たり、痛みや腫れなどもあるようです。そもそも筋肉注射なので、施術時の痛みは覚悟しておくべきかもしれません。
知っておきましょう
薬にはメリットがあれば、デメリットもあります。どちらも知っておきましょう。その上で使うべきか止めるべきか、判断するのが賢明です。
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